今年は桜の開花が早かったですね。桜は昔からよく歌に詠まれ、
特にこの花は「散る」事にスポットを当てた「儚さ」を詠うものが多いですね。
見事に咲いた柏崎の桜もあっ…!という間に散ってしまいました・・・が、
『柏崎の桜』といえば、もう一つ旬真っ盛りの「タイ」もお忘れなく!
魚へんに周(=あまねし)と書く鯛は、味よし 色よし 姿よし と全て揃ったおめでたい魚であることから来ているそうです。
柏崎地域は鯛にとっては格好の餌場、しかも 市の西部に位置する笠島地区の沖には鯛の産卵場があるといわれており、産卵期には「🌸桜鯛」と呼ばれるように、体色も美しく味も大変良くなるそうです。
「柏崎の鯛茶漬け」 ご当地グルメとして有名ですが、今日は「鯛の鯛」をご紹介したいと思います。
「鯛の鯛」・・・ご存知でしょうか?
鯛の体の中の骨で 胸びれを動かすための骨のことです。
左 真鯛 右 のどぐろ
名前の由来はその骨の形が鯛に似ているためで、二重にめでたい と自然が生んだ開運グッズとして江戸時代から親しまれているそうです。(魔除け・金運のお守り)
今が旬の鯛、いつもは捨ててしまっていた骨も、「鯛の鯛」を探しながらじっくり味わってみませんか?